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子供たちによる城下カレイ稚魚放流

大分県日出町で行われたカレイの稚魚放流。伝統の特産品を守るためのイベントに、この町で太陽光発電施設を建設中のカナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社が協賛しました。

日出町の特産品を守るイベント

 大分県の中部、別府湾に面して広がる日出(ひじ)町。この地で現在、カナディアン・ソーラーのグループ企業としてエネルギー事業を手がけるカナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社が53.4MWの大型発電施設「LOHAS・ECE大分発電所」を建設中です。このご縁により、同社は2017年5月に行われた日出町のカレイの稚魚放流イベントに協賛、この地の特産品を守る試みのお手伝いをすることとなりました。。

海辺に残る日出城址。「城下カレイ」は名前通り、この城の下の真水が湧き出る浅瀬の海でよく育つ イベントは、カレイの漁獲量を復活させるための様々な試みのひとつとして実施

城下カレイの復活をめざして、稚魚を放流

きらきらした笑顔でイベントを楽しむ子供たち

 日出町の海で採れるマコガレイは「城下カレイ」というブランド名を持ち、古くから高級魚として知られてきました。ところが1960年代から漁獲量は落込み、現在では最盛期の10分の1ほどに。町ではその復活をめざし、毎年たくさんの稚魚を放流し、またカレイが育つ藻場の育成などに力を注いできました。

 今回豊岡漁港で行われたのは、豊岡小学校に通う5年生68名による稚魚の放流です。体長2㎝ほどの、まるで木の葉のように薄く透きとおったカレイの赤ちゃん。初めて目にしたという子どもも多く「すごく小さいね」と興味津々です。波打ち際に一列に並び、バケツに入った稚魚をそっと海へ。およそ千匹が、彼らの手によって放流されました。稚魚に向かって「大きく育ってね」と声をかける姿も印象的でした。

日出の海への放流を待つマコガレイの稚魚 豊岡小学校の子供たちが海岸に一列に並び、慎重に稚魚を放流

地元の漁業を子供たちが学ぶ機会に

 「城下カレイを守るだけでなく、子どもたちに地元漁業の現状を知ってもらう良い機会になったのでは」と話すのは、イベントを企画した大分県漁業協同組合・日出地区漁業副運営委員長の安部敬さん。今後もこの活動は続けていきたいといいます。

 また、子供たちと共に放流に参加したカナディアン・ソーラー・プロジェクトのジェフ・ロイ社長も「漁業に携わるみなさんが子どもたちに伝えていきたいことをサポートすることができ、非常にうれしい」と語りました。

大分県漁業協同組合・日出地区漁業副運営委員長の安部敬氏(右)と、カナディアン・ソーラー・プロジェクト株式会社 社長ジェフ・ロイ 日出町教育委員会の堀仁一郎教育長も参加。「このイベントが、子供たちが環境保護について、そして再生可能エネルギーの必要性についても、学ぶきっかけとなれば」と語る

自然を活かした発電所の開発で、環境を守るお手伝いを

子供たちには、記念にカナダのクッキーをプレゼント

 新発電所のコンセプトは「自然にやさしい」こと。開発にあたっては、山を切り開く手法ではなく、可能な限り自然にある傾斜を利用して太陽光パネルを設置することで、周辺の環境への影響がでないよう配慮しています。こうしたとりくみが、日出町の海を守る一助となり、よりたくさんの城下カレイの復活につながることを願ってやみません。

イベント終了後、地元の漁師さんと一緒に記念撮影

LOHAS・ECE大分発電所

  • 事業運営会社(SPC):LOHAS・ECE 2 合同会社(カナディアン・ソーラー グループ会社)
  • 所在地:大分県速見郡日出町大字豊岡
  • 発電出力:53.4MW
  • 売電開始:2019年5月末

※取材:2017年5月