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My Solar House
蓄電システムPVESSで
非常時にも電気が使える安心環境に
山形県酒田市 原田様邸
Photo: Daigo Onozuka

雪国でも年間を通してみると十分に発電

 東北有数の米の産地として知られる庄内平野。その北部に位置する酒田市に、原田さんの新しいお宅があります。2016年8月に新築されたばかりで、完成と同時に太陽光発電のシステムも導入しました。

スッキリとモダンなデザインのお宅。洋瓦の上に20枚のパネルが並ぶ

 「両親の家で太陽光パネルを設置していたこともあり、以前から興味を持っていました。このあたりは雪国で、条件としてはあまりよくないと言われていたのですが、両親の家でも年間を通してみると、かなり発電している。そこで思い切って新しいわが家でもやってみようと、踏み切りました」(ご主人)

 設置したのは、カナディアン・ソーラーの太陽光パネルや蓄電池などがパッケージになったPVESS(ピーヴェス)。停電になった場合には自立電源に切り替わり、リチウムイオン蓄電池ユニットに貯めた電気を利用することができるというシステムです。

広大な庄内平野。雪国ながら日当たりがよく年間発電量は十分

蓄電池があれば、何かあっても普段に近い生活ができる

「子供のためにも、万が一の時に備えたい」と語るご夫妻

 「太陽光発電に一番期待したことは、実は売電による副収入面ではなく、非常時の電源を確保できるという点でした」というお二人。2011年の東日本大震災の際、このあたりは大きな被害はなかったものの、2日間停電が続き、3月の寒さの中、携帯も暖房も使えないという状況が続きました。この経験をしたことが、今回の導入の背景にあるといいます。

 「蓄電池があるのとないのでは、非常時の対応は全く違ってくるはずです。小さな子供もいますし、何かあっても普段に近い生活ができる環境作りをしておきたいと」

 新居の納戸の片隅に置かれたリチウムイオン蓄電池ユニットは、コンパクトで邪魔にならないサイズ。この小さな電池が、万が一の時には家族の生活をささえてくれるのですから、頼もしい限りです。

 太陽光発電を一歩進めた「新しい安心の形」、今後ますます注目されていくのではないでしょうか。

パネルから送られる電力を必要機器につなぐパワーステーション リチウムイオン電池ユニットCSPL56GB

震災の経験を活かし、蓄電池活用で非常時にも安心できる家に

原田様邸

  • ■システム:4.8kW
  • ■設置モジュール
    カナディアン・ソーラー社製 CS6V-240MS 20枚
  • ■パワーコンディショナ CSPH55GSB
  • ■施工:2016年8月

太陽光発電導入後の売電量の例

  • 【2016年12月】
  • ※雪の季節のため夏に比べ発電量は落ちています
  • ●電力使用量:1493.8kWh
  • ●支払電気料金:29,947円
  • ●発電量:170.6kWh
  • ●売電量:58.2kWh
  • ●売電料金:1,921円

太陽光パネル販売・設置

株式会社原田瓦工業
〒998-0104 山形県酒田市広栄町1-6-1

TEL 0234-31-3234
http://www.hrd-kwr.jp/

※発電量や売電量などは、ソーラーパネルの設置条件によってそれぞれ異なります。

※取材:2016年10月