「エコなお宅訪問」一覧に戻る

My Solar House
難しい条件の中で設置した
太陽光パネルが、子育てをバックアップ
Photo: Satoru Seki

太陽光発電に支えられたトマト栽培

 東松島市でトマトなどの栽培・販売を行う会社を経営する川村潤一さん。4ヶ所の大型ハウスを中心に、ミニトマトなどの作物を生産しています。

 川村さんは、東日本大震災の際に被災されました。ご自宅も畑も流され、当時はたいへんな思いをされたそうです。2014年に引越しをかねて、オール電化の自宅を新築。その隣には、ソーラーパネルを設置したビニールハウスと作業場を設け、おいしい野菜作りに力を注いでいます。

 「トマトを育てていると、太陽光のありがたさを特に感じます。特に春と秋には、日光の恵みを受けて真っ赤に育ったトマトがたくさん収穫できるんですよ」と語る川村さん。親戚のハウスメーカーを通して、カナディアン・ソーラーを紹介され、太陽光発電システムの導入を決めたそうです。

自宅の隣、作業場の屋根に設置された、56枚のソーラーパネル

川村さんは、伊達正宗のもと北上川の治水工事を行った名士川村孫兵衛の子孫(日和見公園にある像) 日和見公園から望む旧北上川

 パネルが設置されたのは、パートさんたちが精を出す作業場。南側に大きく広がった屋根に合計56枚が並びます。総出力が10kW以上のため、電力会社と「全量買取」の契約をし、すべて売電しています。さすがに発電量は大きく、夏場には売電額が月5万円を超えることもあるそうです。作業場でありながらミニ発電所としても機能し、有効な土地活用の形が実現しました。

 太陽光発電が支える暮らしや事業。被災地の人々が前へ進むため、こうした新しいスタイルが役立つことを願わずにはいられません。

ハウスでは、ミニトマトやカラフルトマトを栽培

川村様邸

  • ■システム 11.48kW
  • ■設置モジュール
    カナディアン・ソーラー社製 CS5A-205M
    8段7列・合計56枚
  • ■パワーコンディショナ CS-5000J
  • ■施工:2014年3月

太陽光発電導入後の電気使用量・売電量の例

  • 【2015年8月】
  • ●電力使用料:354kW
  • ●支払電気料金:5,122円
  • ●販売電力量:1477kW
  • ●販売電気料金:57,425円

※発電量や売電量などは、ソーラーパネルの設置条件によってそれぞれ異なります。