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for Green Life ―地球にやさしいお日さまプロジェクト

太陽光発電の新たな活路をめざし様々な活用術を実践

これからの電気は「作って貯めて、自分で使う」が主流に

 創業1946年、70年以上の歴史をもつ株式会社マツシマは、田園地帯が広がる信州伊那谷を拠点に、農業機械や建設機械の販売、空調、上下水道工事など幅広く事業を展開してきました。太陽光発電の工事もかなり以前から手がけており、産業用施設から一般住宅まで、多いときには年間150件に設置。ここ数年はカナディアン・ソーラーの製品に注目し、取扱いも増えています。

 「ソーラーパネルは、発電出力の大きさが決め手で、それが世界の流れです。この点、カナディアン・ソーラーの製品は高出力を実現しており、今後もかなり期待できる」
と説明してくれるのは、創業者で現在は顧問を務める小林紀玄氏。ご高齢ながら大変お元気で、太陽光発電についても長年研究を重ねていらっしゃいます。会社としても太陽光発電を早い段階から導入しており、4か所に合計約1MWの自社発電施設を所有。年間約2000万円の売電実績を持ちます(一部小林氏個人所有のものを含みます)。

 「近年は売電料金が下がり、以前のような投資目的の設置はなかなか難しいのが実情です。これからは一般住宅への設置が中心になるでしょう。特に、太陽光発電システムと蓄電池をセットにし〝作って貯めて、自分で使う〞というスタイルが増えていくのでは」

日当たり良好で豊かな田園風景が広がる箕輪町。珍しい赤いそばの花畑も見られる 株式会社マツシマ顧問 小林紀玄氏若いころよりスポーツに長け、ゴルフではホールインワンを2回達成。また射撃の名手でアフリカを始めインド、カナダでの猛獣狩りの経験も豊富

本社敷地内をはじめ、全部で4か所に自社発電施設が稼働

ソーラーシェアリングで高麗人参を試験栽培

 同社では、農地を活用して太陽光発電を行うソーラーシェアリングにも積極的です。本社敷地内でもそれを実践。カナディアン・ソーラーのパネルが並ぶ下で、高麗ニンジンをはじめ、様々な作物が育っています。

 「特に高麗ニンジンは、ソーラーシェアリングに最適です。もともと山中の日陰に自生している植物なので、光を遮ってあげないと育たない。今20アールの畑の上にパネルを設置し、土壌も工夫しながら試験栽培しています」

 小林氏は個人的にも、ブドウやアロエ、巨大サボテンまで様々なものを工夫しながら育てているとのこと。前向きな探究心には驚かされるばかりです。そのうち農業地域ならではの、新たな太陽光発電活用術を提案していただけるかもしれません。

太陽光パネルで日陰を作り高麗ニンジンを栽培 使用モジュール:カナディアン・ソーラー社製CS6V-225M

株式会社マツシマ
〒399-4601 長野県上伊那郡箕輪町松島8750
TEL 0265-79-2115 FAX 0265-79-9765
http://www.matusima.com

※取材:2017年10月